社長宅のリノベーション物語 5 ~間取りを考える(ゾーニング)~
2024年07月25日 16:23:00

リノベーションの計画を始める際に、「したい暮らし」の為に間取りの変更から考える


まずは、既存の間取りがどうなっているかを確認する。

窓の位置、柱の位置、水廻りの位置、天井高さ、部屋の大きさなどなど


壊せない壁や、抜けない柱を注意して、リノベーション計画を進めてい行く。


古い家の間取りによくあるのが、南側の明るい場所に和室があり

家族が集まるLDKは、北側の暗い場所にあります。

僕も家もそうでした。

中古住宅を購入した際に、すでに和室の1室は洋室になっていましたが、和室はそのまま。

和室は、妻と娘の寝室になっていました。


また、団地にある家だったので、敷地の南側が3メートルほど下がって、家が建っていたので

1階からの景色は、南側の家の2階の外壁と屋根・・・

リビングに居ても、開放感がなく、ご近所の視線を隠すために、常にレースを閉じたままでした。


僕も、家族も、開放的なLDKを好んだので、

思い切って2階リビング案で、リノベーション計画が始まりました。


現状の2階は2部屋だけなので、LDKにするには狭いので、

6畳ほど増築をして、広い空間を確保しようと考えました。


リノベーション後の「暮らしの導線」を考えながら、どの場所に、どの部屋を配置するかの

ゾーニングから始めます。


1階を水廻りと、主寝室と子供部屋が2つ。

毎朝、子どもたちの身支度時間が重なるので、洗面台を廊下に出し、2人が立って使えるくらい少し広めの洗面台を計画しました。


2階のすべてをLDKとし、見えないところにパントリーを持ってきて、

キッチン周りのあれやこれやを収納できるように計画しました。


僕は、リノベーションの計画がまとまるまで、手書きで書きます。

間取りを書いては、イメージパースを書いて、部屋に入ったときの見え方を想像します。

そして、気に入るまでそれを繰り返す。


そうやって、リノベーションの間取り計画が、まとまっていきます。



つづく