リノベーションの計画を始める際に、「したい暮らし」の為に間取りの変更から考える。
まずは、既存の間取りがどうなっているかを確認する。
窓の位置、柱の位置、水廻りの位置、天井高さ、部屋の大きさなどなど
壊せない壁や、抜けない柱を注意して、リノベーション計画を進めてい行く。
古い家の間取りによくあるのが、南側の明るい場所に和室があり
家族が集まるLDKは、北側の暗い場所にあります。
僕も家もそうでした。
中古住宅を購入した際に、すでに和室の1室は洋室になっていましたが、和室はそのまま。
和室は、妻と娘の寝室になっていました。
また、団地にある家だったので、敷地の南側が3メートルほど下がって、家が建っていたので
1階からの景色は、南側の家の2階の外壁と屋根・・・
リビングに居ても、開放感がなく、ご近所の視線を隠すために、常にレースを閉じたままでした。
僕も、家族も、開放的なLDKを好んだので、
思い切って2階リビング案で、リノベーション計画が始まりました。
現状の2階は2部屋だけなので、LDKにするには狭いので、
6畳ほど増築をして、広い空間を確保しようと考えました。
リノベーション後の「暮らしの導線」を考えながら、どの場所に、どの部屋を配置するかの
ゾーニングから始めます。
1階を水廻りと、主寝室と子供部屋が2つ。
毎朝、子どもたちの身支度時間が重なるので、洗面台を廊下に出し、2人が立って使えるくらい少し広めの洗面台を計画しました。
2階のすべてをLDKとし、見えないところにパントリーを持ってきて、
キッチン周りのあれやこれやを収納できるように計画しました。
僕は、リノベーションの計画がまとまるまで、手書きで書きます。
間取りを書いては、イメージパースを書いて、部屋に入ったときの見え方を想像します。
そして、気に入るまでそれを繰り返す。
そうやって、リノベーションの間取り計画が、まとまっていきます。
つづく