今回は、「外壁」についてです。
元々の外壁は、モルタルに塗装をして仕上げていました。
モルタル塗りは、職人さんが現場で手作業で仕上げるので、ムラが出やすかったり、
気温が高いと、早く水分が蒸発して、ヒビが発生しやすかったりします。
築45年の家ともなると、風化や地震にも耐えてきましたが、所々にヒビがありました。
リノベで快適な暮らしを実現する為、断熱性能の高い窓交換は必須でした。
その為、外壁をカットして窓を撤去する必要があります。
その作業を続けていたら、外壁モルタルに多数ヒビが入り、
このままモルタル補修をして仕上げていくには、雨漏れの心配があり
急遽、既存のモルタルを全て撤去することにしました。
そこで、新しい外壁を何にしようか?
検討しました。
これまで同様にモルタル塗りも考えましたが、やはり均一に仕上がる「サイディング」にすることにしました。
新築住宅の多くの外壁は「サイディング」ですね。
サイディングのメリットは、
①耐震性が高い
軽い素材なので、地震があっても家が揺れにくくなります。
②耐熱性が高い
隣家から火災があったとしても、燃えにくい素材です。
③工場生産なので品質が均一
職人による現場作業ではないので、品質にムラが出ません。
④通気工法で、壁内の湿気対策
木造住宅の天敵は、水分なので、湿気を飛ばす為の通気工法は最適です。
逆にデメリットは、
①決められたデザイン
②コーキング部の劣化がある
③定期的に塗装などのメンテナンスが必要
ということで、いずれメンテナンスで塗装をしても、違和感が無いように
シンプルなデザインのサイディングを選びました。
元々、家の外観を「黒い家」がカッコいいなぁと思っていたので、
KMEWの「シマンフラット」という商品の「アルバブラック」という色に決めました。
グレー色も素敵だなあと思いましたが、「第一印象」の「黒い家」にしました。
色の種類がこんなにあります!!
こんな外壁になりました。
足場が取れて、全貌が現れるのが楽しみです★
つづく